送電線を設置する際の修復作業とは?
三重県を中心に送電線の建設や修復作業を行っている山本電設です。
送電線は各家庭や建物に届けられる電線のことです。
送電線にトラブルが発生すれば停電などの恐れがあり、人々の生活に支障をきたします。
電線を設置するには電線接続機器やワイヤーを事前に用意します。
そして資材を持参し、鉄塔を登り、電線のところまで行って作業します。
まずは電線を引っ張り、巻き上げ、架線するために大型ウインチで操作していきます。
ウインチとは自動で巻き上げる機械のことです。
電線を設置する際は鉄塔を経由することになります。
その鉄塔に取り付ける際は多少、電線に緩みを持たせる必要があります。
緩みといっても極端にたるませる状況ではなく、若干余裕を持たせる程度です。
張り詰めた設置だと電線が切れてしまう可能性があるので、そういった取り付け型が基本となります。
また、送電線を設置する際に障害物が確認されれば、それを除去するための取り組みも必要です。
例えば、木々が生い茂っていたら、木を伐採するのも作業員の仕事です。
なお、作業中は一切電気を送っていませんので、安全に作業できます。
電線の設置を終えた後に変電所との接続工事を行い、試験的に送電する形です。
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